THE DEPARTED
監督:マーティン・スコセッシ
音楽:ハワード・ショア
主演:レオナルド・ディカプリオ、ジャック・ニコルソン、マット・ディモン、マーク・ウォールバーグ
2006年 アメリカ映画
12月はいろいろとバタバタしたので、更新を1週間サボってしまいました。
これ、香港映画のフィルム・ノワール「インファナル・アフェア」をハリウッドでリメイクした作品だとか。
元の作品を見たことがないので、なんとも言えませんが、豪華スタッフ、キャストで映画化されているのでかなりの話題作なのでしょう。
マフィアに潜入した捜査官と警察に潜入したマフィアという対照的な2人の男を中心に描いているそうです。
公開は来年正月だそうです。
まだ東京にいるので公開時に見れるかも(笑)
音楽は、「アビエイター」、「ギャング・オブ・ニューヨーク」でスコセッシと組んだハワード・ショア。
今回は、アコースティック・ギターを大々的にフィーチャーした作品で、豪華な参加メンバーに驚きます。
シャロン・イスピン(クラシック系の人)、ジョージ・エドワード・スミス(ホール&オーツのツアー・ギタリスト)、
テリー・サルツマン(フュージョン系)、マーク・リポー(フリー・ジャズ?)といったギタリストが参加しています。
サントラ全編を通じてのキーワードは「タンゴ」だと思われます。
生ギターだけで演奏される曲も多く、普段のショア節とは全く違った色彩を放つ作品です。
先入観無しに聴いたらショアの作品だと分からない人も多いはずです。
一言で言えば、枯れた味わいのあるカッコいいアルバムです。
テーマ・フレーズはなんとなくLOS LOBOSあたりがやりそうな曲調です。
なかなかおすすめです。
なお、スコア盤とは別に歌ものだけを集めたコンピレーション盤もあり、
こちらにはスコア盤から2曲が収録されています。