THE TRANSPORTER
監督: ルイ・レテリエ
音楽: スタンリー・クラーク
出演: ジェイソン・ステイサム、スー・チー、マット・シュルツ、フランソワ・ベルレアン、リック・ヤング、ダグ・ランド
2002年 フランス映画

 




平日じゃないけど過去記事アーカイブシリーズ・・・

 

 

 

リュック・ベッソンが製作、脚本を担当したフランス製アクション映画。
上映時間が1時間半と短めですが、無駄に長いシーンが無くテンポよいストーリー展開で、さほど短さを感じさせません。
カーアクションと格闘技アクションが合体した娯楽作品となっています。
あんまり難しいことは考えずに観る映画ですね(^_^;)
BMWに乗ったプロの運び屋が、あることをきっかけに組織に命を狙われることになり、
追っ手と壮絶な闘いを繰り広げるというお話。
アクションのテンポはかなり良くて、ストイックでマッチョな主人公の華麗なドライヴィング・テクニックと、
不必要に人を殺さない姿勢がカッコよかった。
ジェイソン・ステイサムとスー・チーが共演しています。
いろんなアクのある役者が出ていましたが、一番気になったのは
ヅラを被った平幹次朗みたいなスー・チーのオヤジ役の俳優。
ドーラン塗ったようなほっぺも異様でした。わざとなのかなあ(^_^;)

高級車がたくさん出てくる映画としても知られていて、車好きな方にもオススメの作品です。

 

 

 





 

音楽は、ベッソンがらみの作品の中では異色のスタンリー・クラーク。
フュージョン界のバカテク黒人チョッパーベーシストです。
最近は結構サントラの仕事をしています。
僕がこの人を初めて知ったのは、その昔、TVで「クラーク・デューク・プロジェクト」のライブを観たときでした。
このバンドはジョージ・デュークとのコラボで実現したプロジェクトで、スタンリー・クラークのベンベンいうチョッパー・ベースが最高でした。
「スクール・デイズ」という曲がすごく印象に残っていて、ギター並みに弾きまくるベースにビックリでした。
本作ではスコア全体を担当していて、基本的にフュージョンを下敷きにしたクールなトラックを中心に書いています。
これに加えてサスペンスを盛り上げるストリングス・チューンや歌モノが数曲収録されています。
サントラ盤は2種類発売されていて、デザインはほとんど同じで白っぽジャケの方はヒップ・ホップ等の歌モノのコンピ盤なのでご注意を。

黒っぽいジャケのスコア盤は、ちょっと割高になりますが、こっちの方がオススメです。




・・・と、ここまでが過去記事。

現在では、スコアのダウンロード版も発売されています。