RED DAWN
監督:ジョン・ミリアス
音楽:ベイジュル・ポールドウリス
主演:パトリック・スウェイジ、C・トーマス・ハウェル、リー・トンプソン、チャーリー・シーン、ジェニ
ファー・グレイ、パワーズ・ブース、ハリー・ディーン・スタントン
1984年アメリカ映画

 




平日の過去記事アーカイブシリーズ・・・



 

 

「コナン・ザ・グレート」のジョン・ミリアス監督が描いた青春ゲリラ戦映画。
旧ソ連軍のアメリカ侵攻という非常事態が背景になっていますが、
描かれるのは小さな町を舞台にしたゲリラ戦という、実は小粒な映画です(^o^)。
青少年が正規軍相手にゲリラ戦を展開するなんてあり得ない設定ですが、
当時の青春映画スターが勢揃いしたさわやか系のゲリラ戦映画です。
でも、後半だんだん悲惨になっていくのが惜しい。
そもそもが荒唐無稽なお話なので、ラストまで勢いで押し切って欲しかったなあ。

 

 



音楽は、ベイジル・ポールドゥリス。
「コナン・ザ・グレート」のジョン・ミリアス監督とのコラボが多い人で、日本人好みな「燃え」系スコアを書く人です。
本作もエンド・タイトルで一気に盛り上がる「燃え」系シンセ・マーチにアドレナリンが噴出します(^_^;)
後の「イントルーダー怒りの翼」の原型ともいえるマーチはなかなかのもの。
全体にストリングスの部分をシンセで代用しているチープな感じはあるものの、
迫力ある堂々としたスコアを書いています。
シンセを多用したのは80年代当時の流行りだったのか、単に予算がなかったのかは不明です。
ゴールドスミスもこの時期シンセを多用していたことを考えると、たぶん流行りだったのではないかと思います。
つい最近、23曲入りの完全盤サントラCDが米Intradaレーベルからで発売されましたが残念ながら未聴です。

 



・・・と、ここまでが過去記事。

サントラは、今ならCDの中古が比較的手頃な価格帯で手に入るようです。

その他、現在では完全盤より3曲少ない20曲入りのダウンロード版がi-Tunesで入手可能になっています。

ちなみに、この映画は2012年にリメイクされていますが、この時の敵は北朝鮮軍に変更されています。