ROBOCOP 2
監督: アーヴィン・カーシュナー
音楽: レナード・ローゼンマン
出演: ピーター・ウェラー、ナンシー・アレン、ダニエル・オハーリヒー、ベリンダ・バウアー、トム・ヌーナン、ガブリエル・ダモン
1990年 アメリカ映画

 

 

 

監督が「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」のアーヴィン・カーシュナーにバトンタッチしてすっかり面白くなくなった2作目。
前作から更に犯罪都市化したデトロイトを舞台に、今度はロボコップが麻薬組織のボスの脳味噌を移植した新型ロボコップと対決するという、簡単に言うとそんなストーリーです。
1作目とのギャップがあまりにありすぎてちょっとがっかりする1本。
脚本がいけないのか、何がいけないのか、今ひとつ分かりませんが、やはり1作目よりも落ちる。
見所はロボ同士の闘いなのですが、到底中に人間が入って演じることが不可能な形の新型ロボコップはまだしも、
ロボコップもストップモーション・アニメで撮っちゃったフィル・ティペットにちょっとがっくり。
このロボ・バトル、今見るとかなりキツイです(^_^;)

 

 

 

 

音楽は、前作から何故かレナード・ローゼンマンにバトンタッチ。
何故レナード・ローゼンマンでなければならなかったのでしょうか。
その上、あの有名なテーマもなし。
テーマ曲は、それでも「ダダダダダッ、ダダダダダッ」という印象的なフレーズで始まります。
(この部分はよくTVのバラエティ番組等で使われるので知っている人も多いことでしょう。)
オリジナリティを出そうとした姿勢はさすがベテランと思いました。
で、中盤まではブラスの男らしいメロが続くのですが、中盤から僕のキライな泣きのメロディに転換して、
しまいには混声コーラスで「ロ~ボコ~ップ」と連呼しちゃいます。
このフレーズで一気に曲が台無しです(T_T) 個人的には、ありえない展開でした。
劇伴もこれといって印象に残らず、ベイジル・ポールドゥリスの偉大さを再認識したのでした。
収録時間も短く、30分程度しか入っていません。

 

 

買ったCDも早々に売り飛ばしてしまいました。
「エデンの東」等々、いつくもの名曲を手がけているベテランさんなのですが・・・、やはり本作以降TVの仕事が多いようです。
でも、この曲好きな人いらっしゃったらすみませんm(_ _)m
あくまで個人の好みの問題ですので・・・・。