1978年の大ヒットテレビシリーズ「宇宙空母ギャラクティカ」の最新作。

 

 

2003年作品で、製作はオリジナルと同じくグレン・A・ラーソンが担当、エドワード・ジェームス・オルモス、メアリー・マクダネル等が主演しています。

 

 

 

内容は、機械人間サイロンとの戦いから40年後の世界を描いており、
急速な進化を遂げ再び人類に攻撃を仕掛けるサイロンに、宇宙空母ギャラクティカが立ち上がるというものです。

 

 


本編はオリジナルの「ギャラクティカ」に比べると、わりとダークでシビアな感じですが、
スター・ウォーズのパクリと言われたオリジナルに比べるとグッと大人っぽい作りになっています。

 

映像のリアル感もTVシリーズとしては高水準で、かつて「最中(もなか)」のようだったギャラクティカも今風にリモデルされています。

 

 

 

音楽は「I SPY」「BARBERSHOP 2」のリチャード・ギブス。
アメリカの一風変わったロック・バンド「オインゴ・ボインゴ」の元メンバーです。
このバンドは「バットマン」のダニー・エルフマンが率いていたことでも有名です。

 

 

 

 

メインテーマは、オリジナルの有名なファンファーレ調のテーマ曲は使用せず、
エスニック・パーカッションや和太鼓を基調としたリズム主体の音作りです。

 

 

 

音のない宇宙空間での戦闘シーンのバックに、オリエンタルなパーカッションだけがドコドコと流れるシーンは、とても新鮮なインパクトがありました。
あえてオリジナルのテーマを使用しなかったのは正解だと思います。
シンプルながら、この曲だけで十分インパクトがあります。