FIELD OF HONOR
監督: ハンス・シープメイカー
音楽:ロイ・バッド
出演:エヴァレット・マッギル、ヘイ・ヤング・リー、ミン・ユー
1986年 オランダ映画

 

 

 

メナハム・ゴーラン&ヨーラン・グローバス製作によるB級朝鮮戦争もの。
製作国はなんとオランダ。
オランダ映画だけあって、キャスト、スタッフとも製作者と音楽以外は馴染みの無い名前ばかり。
朝鮮戦争下で国連軍として参戦し中国軍と交戦するオランダ軍兵士たちを描いた作品です。
でも、現地の女性をレイプしまくるオランダ軍兵士が出てきたり、
戦場で兵士たちが体験する極限状態の「見てはいけないもの」ばかりを見せつけられているようで、
見終わってからも後味の悪さは格別です。
このテイストはハリウッド・メジャーの作品群には無いものです。
ヨーラン&グローバス製作の作品なので、戦闘シーンも小粒であんまし爆薬使ってません。
戦車もM-48パットンが出てくるくらいで、あんまり時代考証も気にしてない作りです。
ヨーロッパでは、朝鮮半島の人は犬を食うというイメージが強すぎるのか、
本作でも現地の住民が犬を食うシーンがわざわざ用意されています。
DVDにはなっていませんが、確か昔、ワーナーからビデオが出てました。

 

 

 

 

音楽は、晩年のロイ・バッド。
劇伴では、相変わらずの「ワイルド・ギース」系バッド節を聴くことができますが、
舞台が朝鮮半島ということで、尺八やパーカッションの使い方等、オリエンタルな味わいもプラスされています。
「太陽にかける橋」あたりに近い音使いを聴くことができます。
ただ、アジア=ラーメン音楽という誤解した解釈があるのも事実で、
朝鮮半島の話でもテーマ曲は中華風。
ポコポコ言う、竹を叩いたような音がするパーカッションの導入から、中華風のメロに
マーチング・スネアが被さります。
このバックで流れるドラム・パターンは結構好きかも(^_^;)
サントラ盤は、とっくに廃盤になっていて、今ではトップレア・アイテムと化しています。

 

 

 

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