Amore, piombo e furore

監督:モンテ・ヘルマン
音楽:ピノ・ドナジオ
主演:ファビオ・テスティ、ウォーレン・オーツ、ジェニー・アガター、サム・ペキンパー、イヴォンヌ・センティス、ロマーノ・プッポ、ルイス。バーブー、ルイス・プレンデス
1978年 イタリア映画




平日の過去記事アーカイブシリーズ・・・







今夜ご紹介するのは、晩期マカロニ・ウェスタンの拾いモノ。

もうマカロニなんて世間から見向きもされなくなった70年代後期の作品なので、

同時期のマカロニ作品と同様、復讐モノとも賞金稼ぎモノとも違います。

なんとテーマは、「恋する2人の逃避行」。

監督がモンテ・ヘルマンだし、キャストも米英のスターが出てたり、
ほとんどマカロニ臭がしない作品です。
それでも、何故か心に残る1本です。
ストーリーは、Kazzpさんのブログで詳しく紹介されているので
そちらをご覧下さい。
  ↓
Cnina9 Liverty37

この映画、日本では未公開の上、ビデオも出ていないのでちゃんとした邦題がありません。
ネット上で、誰かが付けた通称「恋と銃弾と狂気」というタイトルで知られている作品です。
DVDはアメリカやイタリアで発売されていますが、アメリカ版はかなりカットされています。
ご覧になる場合は、イタリア版をオススメします。
それにしても、英語版のタイトル「China9 Liberty37」って、何の意味?





音楽は、イタリアのピノ・ドナジオ。
モリコーネに勝るとも劣らない(と個人的には思っている)美メロを書くことで知られる人で、

本作品でもその才能は遺憾なく発揮されています。

サントラ冒頭に収録された「クレイトンのテーマ」のハーモニカの切なくてカッコいいこと。
「ハウリング」のエンド・タイトルにも通じるハーモニカですが、こっちの方がカッコいい。
ただ、2分に満たない収録時間は短いなあ。
もうちょっと長いといいんだけど。
本作は、テーマが「恋の逃避行」なので、劇伴も激しいアクション・スコアはありません。
思い切りカントリー&ウェスタン調の曲があったりしますが、
基本的には流麗で繊細なストリングスが美しいスコアです。
Ronee Blakelyという女性ボーカルをフィーチャーした歌モノも1曲入っています。
エンド・タイトルは、テーマメロにビート効かせた軽快でアップテンポなロックチューンでこれまた素晴らしい。
サントラは、イタリアでCinevoxからLPが出ていましたが、長らくCD化はされず、

やっとベルギーのPrometheusレーベルが、90年代に3曲のボーナストラックを追加してCD化しましたが、これまた廃盤。

例のごとく、法外なプレミアがついたCDがたまに出回る程度でした。
しかし、つい最近、日本のiTunesサイトやAmazonのサイトでサントラがダウンロード出来ることが分かりました。
いや~、便利な時代になりましたね。

法外なプレミア盤を買うなら、1650円(Amazonは1500円)でダウンロードしちゃった方がお得です。




・・・と、ここまでが過去記事。

最近は円安で輸入盤CDになかなか手が出なくなって来ましたので、おっさんもダウンロードで我慢することが多くなってきました。






こんなプレミア盤を買わなくても、上記ダウンロードで十分ですよ😊 

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