SOL MADRID
監督: ブライアン・G・ハットン
音楽: ラロ・シフリン
出演: デヴィッド・マッカラム、テリー・サヴァラス、ステラ・スティーヴンス、リカルド・モンタルバン、リップ・トーン、ポール・ルーカス、マイケル・アンサラ
1968年 アメリカ映画





平日の過去記事アーカイブシリーズ・・・






名匠ブライアン・G・ハットン監督が描く麻薬Gメンもの。

なんとも物騒な邦題がつけられてます。

ロバート・ワイルダーの小説「ケシの果実」が原作なのだそうです。

オリジナル・タイトルは、主人公の名前をもってきてます。

ストーリーは、簡単に言うと、麻薬Gメンが潜入捜査をしてマフィアに流れる麻薬ルートを解明し、これを壊滅をしようとする・・・というお話。

この映画、ビデオも見かけたことなかったし、DVDも出てないし、こんな豪華なキャストなのにいまだに観たことがありません。









音楽は、ラロ・シフリン。
やっぱりこの頃のシフリンはどれを聴いてもいいなあ。
スコアは、バリエーション豊かなシフリン・ワールドが展開するかなり美味しい内容の1枚。
南国風あり、サイケなロックあり、スリリングなジャズあり、メキシカンなギターチューンあり、
まったく退屈させる要素がありません。
最近、年を取ったせいか、昔と音の趣向が変わってきたように思います。
若い頃は、シフリンといえば、「燃えよドラゴン」みたいなアクの強いアクション・スコアでないとダメという意識があって、
シンシナティ・キッドの劇伴みたいなのは、ショボくて聴けないという感じだったのですが、
最近はストライク・ゾーンが広がったというか、いろんなタイプの音楽に許容範囲が広がったように感じます。
本作も、若い頃なら、テーマ曲はカッコよく始まったのに曲の後半で失速するからダメとか、
劇伴もショボいと思ってしまったかも知れませんが、
この年で聴くと、なかなか味わいがあって、いいんだよなあ。
確かにスリリングなアクション・チューンはほとんど入っていませんが、いいアルバムです。
LP音源(28分)、オリジナル音源のコンプリートスコア(60分)ともに、
米FSMから出たシフリン5枚組CD「Lalo schifrin Film Scores Vol.1」にフルで収録されています。




・・・と、ここまでが過去記事。

ダウンロード版はいまだ発売されていないようで、FSM盤CD5枚組の中古にプレミアがつく事態になっています。CDは法外なプレミアがついているので、ダウンロード版出ないかなあ🤑



ランキング参加中です
みなさんの応援ポチを励みに更新頑張ります(^o^)
よろしかったら、ポチッとクリックお願いします♪

  ↓
にほんブログ村 映画ブログ 映画音楽・サントラへ
にほんブログ村