THE CHAMP
監督:フランコ・ゼフィレッリ
音楽:デイヴ・グルーシン
出演:ジョン・ヴォイト、フェイ・ダナウェイ、リッキー・シュローダー、ジャック・ウォーデン、アーサー・ヒル、ジョーン・ブロンデル、エリシャ・クック・Jr
1979年 アメリカ映画



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名匠フランコ・ゼフィレッリ監督が描く号泣必死の感動ドラマ。
1931年の同名映画のリメイクだそうですが、オリジナルは観たことがありません。
ストーリーは、みなさんご存じのことと思いますが、
奥さんに逃げられ、今ではすっかり落ちぶれてしまったかつてのボクシングチャンピオンが、
父の返り咲きを信じる我が子のために一念発起、再びボクシングの世界に身を投じる・・・・というお話。
見た目地味なジョン・ヴォイトが落ち目なボクサーを演じますが、これが名演技。
さらには、リッキー・シュローダー少年がこれまたジョン・ヴォイトに引けを取らない演技をします。
リッキー・シュローダー少年は、90年代以降はTVムービーの出番が多いようで、名前もリック・シュローダーというようです。
それにしてもこの映画は汚いわ、多感な中学生の時にこんなん観てしまって、結末で泣かないわけがない。
「アンクル・ジョー」と並んで、本気で泣いてしまった、もらい泣き映画です(笑)。








音楽は、デイヴ・グルーシン。
フュージョン系のスコアも得意な人ですが、
本作では極めてリリカルなスコアを提供していて、
ジョルジュ・ドルリューあたりを彷彿とさせる名スコアとなっています。
テーマ曲は、極めて優しいメロディを持った心温まる曲。
これ聴くと、今でも涙が出そうになるので外ではあんまり聴きません(ウソ)。
Chris Thompsonが歌う主題歌も素晴らしい。
劇伴では、グルーシンお得意の都会的なフュージョンスコアも聴かせます。
グルーシンのスコアの他に、モーツアルトのアイネ・クライネ・ナハト・ムジークなんてのも入っています。
サントラは、これまでCD化されたことがなく、
おっさんもLP音源で楽しむしかありませんでした。
それが、今になってようやく米VareseレーベルからCDが発売されました。
これは嬉しいCD化です。
テーマ曲は静かな曲なので、LPだとスクラッチノイズが気になっていたのですが、
CD化でそのストレスも解消され、大満足。
増曲が全くないLPサイズなのがちょっと残念ですが、
これは持っていて損はない名作です。



・・・と、ここまでが過去記事。

Varese盤CDは今ではプレミアがついている感じですが、ダウンロード版も発売されています。













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